2010年07月30日
空間を元気に
(ちょっと間が空きましたが、熊本訪問 続き)
山野さんの功績 その二
空間を元気に
土地は持っていても、うまく生かし切るには、それなりの、決断力と実行力がいります。そして、お金を動かしていくちょっとした工夫や知恵が必要。
旦那さんを亡くした古い旅館の女将さん。今の消防法では、営業不可の古い旅館。旅館の営業を続けようとすると、多額の投資が必要。でもその資金はなく、そのままだと、収入のあてもなく、暮らしさえも不安な状況。
そんな、引くこともゆくこともできない旅館の女将さんに、山野さんが相談にのり、旅館の一部を貸店舗に改修(もちろん山野流の魅力的なお店に!)し、テナントも紹介してあげる。
テナント収入で経済的に安定することで、旅館を改修する力を蓄え、実際に建て替えを行う。
今あるものを使いながら、人が段々に元気になっていくための、処方箋の提供と治療がなされていた。
そして、住む人が元気になることで、まちも元気になっていく。
また、上の裏通り周辺にたくさんの土地を持つお寺さん、駐車場にするしかないと考えていた土地を、山野さんの実績をみて、若い人が商売できるような建物を創ることに方針を転換。
大きくはないけれど、面白いお店が出来上がっている。
SECOND SIGHT という 若い人の人気スポット。ここも山野さんの設計だと聞いてびっくり。
格納庫メーカー制作だという、スティール製の可動壁面が印象的なインパクトのある外観 屋上にはビオトープもある。
中央に大きな吹き抜け空間があり、そのまわりに、新感覚の中華料理、イタリアンカフェレストラン、花屋、ケーキ屋、カラオケが配置されている。店の前では、パントマイムのパーフォーマーが、道行く人の注目を集めている。非日常的な不思議空間だけど、親しみやすく、少し猥雑、そして魅力的。活き活きした空間がそこにある。
空間を、そしてまちを本当に元気にしていくための、建築や施設の造り方について、しみじみ考えさせられる。

屋上のビオトープ
山野さんの功績 その二
空間を元気に
土地は持っていても、うまく生かし切るには、それなりの、決断力と実行力がいります。そして、お金を動かしていくちょっとした工夫や知恵が必要。
旦那さんを亡くした古い旅館の女将さん。今の消防法では、営業不可の古い旅館。旅館の営業を続けようとすると、多額の投資が必要。でもその資金はなく、そのままだと、収入のあてもなく、暮らしさえも不安な状況。
そんな、引くこともゆくこともできない旅館の女将さんに、山野さんが相談にのり、旅館の一部を貸店舗に改修(もちろん山野流の魅力的なお店に!)し、テナントも紹介してあげる。
テナント収入で経済的に安定することで、旅館を改修する力を蓄え、実際に建て替えを行う。
今あるものを使いながら、人が段々に元気になっていくための、処方箋の提供と治療がなされていた。
そして、住む人が元気になることで、まちも元気になっていく。
また、上の裏通り周辺にたくさんの土地を持つお寺さん、駐車場にするしかないと考えていた土地を、山野さんの実績をみて、若い人が商売できるような建物を創ることに方針を転換。
大きくはないけれど、面白いお店が出来上がっている。
SECOND SIGHT という 若い人の人気スポット。ここも山野さんの設計だと聞いてびっくり。
格納庫メーカー制作だという、スティール製の可動壁面が印象的なインパクトのある外観 屋上にはビオトープもある。
中央に大きな吹き抜け空間があり、そのまわりに、新感覚の中華料理、イタリアンカフェレストラン、花屋、ケーキ屋、カラオケが配置されている。店の前では、パントマイムのパーフォーマーが、道行く人の注目を集めている。非日常的な不思議空間だけど、親しみやすく、少し猥雑、そして魅力的。活き活きした空間がそこにある。
空間を、そしてまちを本当に元気にしていくための、建築や施設の造り方について、しみじみ考えさせられる。
屋上のビオトープ
2010年07月22日
トタン屋根のケーキ屋
(熊本訪問の続き)
山野さんの功績 その一
お金が無い、でも、商売に熱い思いを持つ、そんな人を応援、
そして建物も生き返らせる
昨日のブログ
とたん屋根のケーキ屋さんア・ラモート
について
こちらのご主人新本さん自身も、伝説的な人。
トタン屋根の店で、夜中にパウンドケーキを焼き、
自転車で、どこまでも、どこまでも、売り切れるまで走り続けてきた人。
昨日の写真は、その愛車です。
その伝説的なご主人を、応援し続け、トタン屋根の建物を、かわいい店に変身させたのが山野さん。
資金が少ない、でも、一生懸命商売に取り組む人のために、
古い民家を再生させながら、できるだけ、お金をかけずに、でも魅力的な個性ある店舗を作る。
そんな、お店が、あっちにもこっちにも


子供服のお店、驚くべき、年商だそうな

レストラン、すごく繁盛しているのだそうだ、

こちらでは、夕食たべました。質、量ともに、満足できました。
若いカップルが、次々、来店してました。
本当に、あっちにも、こっちにもある。
それらはみんな個性的なんですが、でも、どれもが「山野流のお店」なのです。
歩いていて、何となく気になるお店があると、
「あ、それも、うちがやった」 そんな感じなのです。
店舗のデザインと工事だけでなく、お店が繁盛するように、色々なアドバイスもされます。
そんな、山野さんを頼って、お店をもちたい若い人達が相談に次々に訪れるという。
「まちの頼れる兄貴」です。
まだ、まだ、続きます。
山野さんの功績 その一
お金が無い、でも、商売に熱い思いを持つ、そんな人を応援、
そして建物も生き返らせる
昨日のブログ
とたん屋根のケーキ屋さんア・ラモート
について
こちらのご主人新本さん自身も、伝説的な人。
トタン屋根の店で、夜中にパウンドケーキを焼き、
自転車で、どこまでも、どこまでも、売り切れるまで走り続けてきた人。
昨日の写真は、その愛車です。
その伝説的なご主人を、応援し続け、トタン屋根の建物を、かわいい店に変身させたのが山野さん。
資金が少ない、でも、一生懸命商売に取り組む人のために、
古い民家を再生させながら、できるだけ、お金をかけずに、でも魅力的な個性ある店舗を作る。
そんな、お店が、あっちにもこっちにも
子供服のお店、驚くべき、年商だそうな
レストラン、すごく繁盛しているのだそうだ、
こちらでは、夕食たべました。質、量ともに、満足できました。
若いカップルが、次々、来店してました。
本当に、あっちにも、こっちにもある。
それらはみんな個性的なんですが、でも、どれもが「山野流のお店」なのです。
歩いていて、何となく気になるお店があると、
「あ、それも、うちがやった」 そんな感じなのです。
店舗のデザインと工事だけでなく、お店が繁盛するように、色々なアドバイスもされます。
そんな、山野さんを頼って、お店をもちたい若い人達が相談に次々に訪れるという。
「まちの頼れる兄貴」です。
まだ、まだ、続きます。
2010年07月21日
繁盛店仕掛け人を訪ねて
17日~19日までの3連休を利用して、熊本市を訪問
古い民家を再生して、繁盛店を仕掛ける (有)サンワ工務店の山野潤一さんを訪ねる旅です。
昨年、県のまちづくり現地研修の講師に掛川にきていただき、お話しを聞いて以来、是非、訪れたいと思っていたのですが、やっと実現しました。
山野さんが、民家を再生しながら、繁盛店に仕掛けたお店が、まち中のあっちこっち、本当にたくさんあります。
それを、山野さんの案内(なんと贅沢な!)で一件一件訪ねる,まち歩きです。
感じること、考えさせられること、楽しいこと、たくさんあるので、おいおい、紹介していきたいと思います。
まずはこれ
講演でもお話しがあった、上の裏通り パウンドケーキ屋さん「アラモート」


小さなお店ですが、暖かい雰囲気で、良い香りがして、心地良いです。
原点となった自転車が置いてあります。

続きは、後ほど・・・。
古い民家を再生して、繁盛店を仕掛ける (有)サンワ工務店の山野潤一さんを訪ねる旅です。
昨年、県のまちづくり現地研修の講師に掛川にきていただき、お話しを聞いて以来、是非、訪れたいと思っていたのですが、やっと実現しました。
山野さんが、民家を再生しながら、繁盛店に仕掛けたお店が、まち中のあっちこっち、本当にたくさんあります。
それを、山野さんの案内(なんと贅沢な!)で一件一件訪ねる,まち歩きです。
感じること、考えさせられること、楽しいこと、たくさんあるので、おいおい、紹介していきたいと思います。
まずはこれ
講演でもお話しがあった、上の裏通り パウンドケーキ屋さん「アラモート」
小さなお店ですが、暖かい雰囲気で、良い香りがして、心地良いです。
原点となった自転車が置いてあります。
続きは、後ほど・・・。
2010年07月15日
棚田サミット
最近はなかなか、活動に参加できないのだが、しずおか棚田・里地くらぶの会員で、それも役付きだ。
今年10月22日(金)23日(土)に
松崎町で、全国棚田サミットが開催される。

10年前、静岡県棚田10選の選定委員をやらせてもらって以来の、棚田との関係だ。審査に際して、初めて松崎石部を訪れた時、荒廃が随分進んでいたのだが、10選の選定を契機に、地元の人達の保全活動が活発となり、棚田くらぶも応援して、徐々に復田が進み、今では、オーナー制度も実施されて、美しい棚田が復活している。
私の松崎石部での、初めての棚田活動は,葭の刈り取りと草取りだった。
作業が進む内に表れた見事な何層もの石垣の姿に随分驚くとともに、感動したことを覚えている。
今では、さらに復田が進み、見事な棚田の姿を私たちは見ることができる。
一見の価値ある壮観さである。
多くの人に是非訪れてもらいたい。
地元が元気になるよう
サミットが契機となり、棚田への関心がさらに高まり、保全活動が活発になることを祈りたい。
今年10月22日(金)23日(土)に
松崎町で、全国棚田サミットが開催される。


10年前、静岡県棚田10選の選定委員をやらせてもらって以来の、棚田との関係だ。審査に際して、初めて松崎石部を訪れた時、荒廃が随分進んでいたのだが、10選の選定を契機に、地元の人達の保全活動が活発となり、棚田くらぶも応援して、徐々に復田が進み、今では、オーナー制度も実施されて、美しい棚田が復活している。
私の松崎石部での、初めての棚田活動は,葭の刈り取りと草取りだった。
作業が進む内に表れた見事な何層もの石垣の姿に随分驚くとともに、感動したことを覚えている。
今では、さらに復田が進み、見事な棚田の姿を私たちは見ることができる。
一見の価値ある壮観さである。
多くの人に是非訪れてもらいたい。
地元が元気になるよう
サミットが契機となり、棚田への関心がさらに高まり、保全活動が活発になることを祈りたい。
2010年07月11日
伊豆の水仙
「幸田文の旅の手帳」

中に、伊豆の水仙、に触れた文がある。
弟さんを亡くし、自身も続いて重い病に罹り、その病が癒え退院を迎えた日に、父、幸田露伴が「旅に出よう」と、一緒にそのまま伊豆へと療養の旅に出たときの記である。
「いたるところに水仙の花があった。海べりでは潮風に吹きしおられて咲いていた。天城では雪の下に押しこかされて匂っていた。平地では畑一面に群がっていた。れんげ草のように肥料にする位たくさんあって、しかもれんげ草のいやらしさのないのは、豊かな国と、それ一と言しか適切なことばが見あたらなかった。」
当時の伊豆の豊かさが瑞々しく表現されている。
そして、河津町の峰温泉でのくだり、水仙の群生の中に腰をおろしての場面、
「もてあそぶと、水仙の茎はなかなか強靱に抵抗したが、もみ崩すと半透明な糊を出してぺたぺたした。
しばらくそうしていると、匂いとは縞模様になって流れて来るのではないかという気がして、身を倒したり起こして見たりしたが、よくわからなかった。突然ふっと恋をしたなと思った。ひとり、惑乱と羞かしさに堪えられず、(中略)あわれにもあてのない恋であった。」
記録によると、昭和2年の旅のことだという。豊かな旅だ。
ふと、以前、庭の水仙を、なんとはなしに、手折って部屋に生けた際、思いの外、蠱惑的な強い香りで部屋が満たされ、驚いたことを思い出した。
幸田文さんに恋をさせた水仙を訪ねてみたいと思った。水仙は変わることは無いが、伊豆はもう随分変わっている。もう無理なんだろうか?
それよりも、このように旅を豊かにする感性を、私自身が具えていない。
その感性に憧れる。

中に、伊豆の水仙、に触れた文がある。
弟さんを亡くし、自身も続いて重い病に罹り、その病が癒え退院を迎えた日に、父、幸田露伴が「旅に出よう」と、一緒にそのまま伊豆へと療養の旅に出たときの記である。
「いたるところに水仙の花があった。海べりでは潮風に吹きしおられて咲いていた。天城では雪の下に押しこかされて匂っていた。平地では畑一面に群がっていた。れんげ草のように肥料にする位たくさんあって、しかもれんげ草のいやらしさのないのは、豊かな国と、それ一と言しか適切なことばが見あたらなかった。」
当時の伊豆の豊かさが瑞々しく表現されている。
そして、河津町の峰温泉でのくだり、水仙の群生の中に腰をおろしての場面、
「もてあそぶと、水仙の茎はなかなか強靱に抵抗したが、もみ崩すと半透明な糊を出してぺたぺたした。
しばらくそうしていると、匂いとは縞模様になって流れて来るのではないかという気がして、身を倒したり起こして見たりしたが、よくわからなかった。突然ふっと恋をしたなと思った。ひとり、惑乱と羞かしさに堪えられず、(中略)あわれにもあてのない恋であった。」
記録によると、昭和2年の旅のことだという。豊かな旅だ。
ふと、以前、庭の水仙を、なんとはなしに、手折って部屋に生けた際、思いの外、蠱惑的な強い香りで部屋が満たされ、驚いたことを思い出した。
幸田文さんに恋をさせた水仙を訪ねてみたいと思った。水仙は変わることは無いが、伊豆はもう随分変わっている。もう無理なんだろうか?
それよりも、このように旅を豊かにする感性を、私自身が具えていない。
その感性に憧れる。
2010年07月08日
あ~アーケードは難しい
今日は、藤枝宿上伝馬商店街へ
藤枝宿上伝馬商店街では、今後の商店街のあり方を考える「上伝馬未来構想」を検討中。
その中の大きな課題の一つが
建設後およそ40年がたとうとしているアーケードのあり方。
その相談にのっている。
商店街の人たちは、まちを良くしようと、前向きに取り組んでいるのですが、
色々課題が山積み。
各地の商店街で、よく見かけるアーケード。
実は、道路上にある公共用歩廊として
結構複雑な手続きや法律をクリアして存在しているんです。
そして、昔に比べると、基準が厳しくなったり、新たな規制も加わったりしていて、
アーケードに、手をくわえようとしたり、新しく何かをしようとすると、色々複雑なんです。
でも必ず、なにか道は見つかるはず。
めげずに、ねばり強く、一つ一つ乗り越えるしかないのです。
「藤枝宿上伝馬未来構想」
今後のまちづくりを見据えた、街並みやソフト事業のあり方を、上伝馬商店街の人達が、若者や市民の人達の意見を聞きながら検討しています。
藤枝宿上伝馬商店街では、今後の商店街のあり方を考える「上伝馬未来構想」を検討中。
その中の大きな課題の一つが
建設後およそ40年がたとうとしているアーケードのあり方。
その相談にのっている。
商店街の人たちは、まちを良くしようと、前向きに取り組んでいるのですが、
色々課題が山積み。
各地の商店街で、よく見かけるアーケード。
実は、道路上にある公共用歩廊として
結構複雑な手続きや法律をクリアして存在しているんです。
そして、昔に比べると、基準が厳しくなったり、新たな規制も加わったりしていて、
アーケードに、手をくわえようとしたり、新しく何かをしようとすると、色々複雑なんです。
でも必ず、なにか道は見つかるはず。
めげずに、ねばり強く、一つ一つ乗り越えるしかないのです。
「藤枝宿上伝馬未来構想」
今後のまちづくりを見据えた、街並みやソフト事業のあり方を、上伝馬商店街の人達が、若者や市民の人達の意見を聞きながら検討しています。
2010年07月06日
買い物難民 時評掲載されました。
本日、静岡新聞の時評 掲載されました。
テーマは「フードデザート(食の砂漠)」と「買い物難民」
最近、良く話題になりますが、まだまだ、特殊な地域での課題と思われがちです。
身近な大きな問題だと感じてもらいたいとの、思いを込めて書きました。
「便利な街を求めた結果、だれかが、買い物に困る」状況は
気付かぬ内に健康を害する、都市の生活習慣病のように感じるのです。
体質は、一朝一夕で改善されません。時間を掛けて、体質改善する必要があります。
早く、気付いて、手を打ってほしいものです。
テーマは「フードデザート(食の砂漠)」と「買い物難民」
最近、良く話題になりますが、まだまだ、特殊な地域での課題と思われがちです。
身近な大きな問題だと感じてもらいたいとの、思いを込めて書きました。
「便利な街を求めた結果、だれかが、買い物に困る」状況は
気付かぬ内に健康を害する、都市の生活習慣病のように感じるのです。
体質は、一朝一夕で改善されません。時間を掛けて、体質改善する必要があります。
早く、気付いて、手を打ってほしいものです。

2010年07月04日
日本平の霧の中
3日 小雨降る中、Shizuoka 春の芸術祭2010「太陽の帝国」を観賞
韓国の演戯団コリペ、台本・演出 イ・ユンテク
霧がかかった、幻想的な野外劇場で、荘厳な演劇が・・・
と、勝手に想像していったのですが、
あれ、なんだか、楽しいぞ。
鍛え抜かれた、見目うるわしい役者さんたちが、歌い踊りまくっている。
それに、マイクまでもって、歌っている。ミュージカルだったの?
解説書に、
「日本と韓国の歴史を超え、そして神話を超えて自由に遊びましょう。この作品は想像力の産物なので」
とある。なるほど、では、楽しみましょうと肩の力を抜くまでに、ちょっと、時間を無駄にしてしまいました。(いつもの、作品の時に、意味無く、構えていたことをに気付いた。)
卑弥呼、天照、日本武尊、クマ族等々、なじみの名が出てくる中、
「都市の誕生」の場面では、「自由都市サカイ」が連呼された。自由都市サカイは、中世だぞ、と思ったりしながら、とりあえず、楽しみましょう ということで、深く考えるのはやめた。
相当、びっくり、でも楽しかった。そして、役者さんたちの歌と踊りの力量は圧巻でした。
韓国の演戯団コリペ、台本・演出 イ・ユンテク
霧がかかった、幻想的な野外劇場で、荘厳な演劇が・・・
と、勝手に想像していったのですが、
あれ、なんだか、楽しいぞ。
鍛え抜かれた、見目うるわしい役者さんたちが、歌い踊りまくっている。
それに、マイクまでもって、歌っている。ミュージカルだったの?
解説書に、
「日本と韓国の歴史を超え、そして神話を超えて自由に遊びましょう。この作品は想像力の産物なので」
とある。なるほど、では、楽しみましょうと肩の力を抜くまでに、ちょっと、時間を無駄にしてしまいました。(いつもの、作品の時に、意味無く、構えていたことをに気付いた。)
卑弥呼、天照、日本武尊、クマ族等々、なじみの名が出てくる中、
「都市の誕生」の場面では、「自由都市サカイ」が連呼された。自由都市サカイは、中世だぞ、と思ったりしながら、とりあえず、楽しみましょう ということで、深く考えるのはやめた。
相当、びっくり、でも楽しかった。そして、役者さんたちの歌と踊りの力量は圧巻でした。
2010年07月01日
駿府城石垣 あれ?足場が無い
以前から、何だか気になっている駿府城のお堀の石垣の工事
進んでいるのかな~と、気にしているのだが、
あれ?足場が無くなっている

以前は

なんだか、あまり進んでいないような・・・。
知り合いに聞いた話しだが、
崩れた石垣の石を一つ一つ確認して、以前と同じに位置に戻して組み直す復元なので、時間がかかるのだそうだ。
それは、大変だ。
それと、農地整備課で工事が行われている理由も聞いた。

駿府城のお堀は、農業用水も兼ねているのだという。そして、今も現役だという・
家康さんは、やっぱりスゴイ。
お堀の普請が、、治水や利水も兼ねていたんだ。
そういえば、江戸も、水の都といえるほど、水路が発達していたという。
工事用のフェンスに説明板ができていた。
城濠用水っていうんだ。
すごい、水路網だ!
「水を制すること」は、優れた為政者の条件だと聞く。
それも、治水と利水のバランスをうまくとりながら。
現代の都市は、それが、できているのかしら・・・。温故知新、改めて考えさせられる。
進んでいるのかな~と、気にしているのだが、
あれ?足場が無くなっている
以前は
なんだか、あまり進んでいないような・・・。
知り合いに聞いた話しだが、
崩れた石垣の石を一つ一つ確認して、以前と同じに位置に戻して組み直す復元なので、時間がかかるのだそうだ。
それは、大変だ。
それと、農地整備課で工事が行われている理由も聞いた。
駿府城のお堀は、農業用水も兼ねているのだという。そして、今も現役だという・
家康さんは、やっぱりスゴイ。
お堀の普請が、、治水や利水も兼ねていたんだ。
そういえば、江戸も、水の都といえるほど、水路が発達していたという。
工事用のフェンスに説明板ができていた。
「水を制すること」は、優れた為政者の条件だと聞く。
それも、治水と利水のバランスをうまくとりながら。
現代の都市は、それが、できているのかしら・・・。温故知新、改めて考えさせられる。