2013年08月29日

コンパクトデザインシティ

3年間にかけてお手伝いしてきた研究会の成果がまとまりました。

3月に完成していたのですが、いつ公表して良いのか時期を図っていたら、今になってしまいました。

市議さんの勉強会のお手伝い。

テーマが「コンパクトデザイン・シティ」ということで、あまりに茫漠と大きなため、どうまとまっていくのやら、と思うこともしばしば、色々、紆余曲折しながらも、なんとかまとまりました。

いろんな意味で、勉強になりました。

表紙コミュニティ

産業基盤  


Posted by 和座 at 19:20Comments(0)まちづくり

2012年08月08日

吉原商店街の3Dモデル

富士市吉原商店街の3Dモデル。

再開発に向けた取り組みを和座がサポートしている関係から、昨年取り組んだ、小企業者組合成長戦略推進プログラム等支援事業で、吉原商店街の3Dを作成しました。

現状
これは、写真

3Dにすると
3D<br />

3Dモデルのメリットは、
あっち、こっちいろんな視点で「まち」の現状を確認できること
裏通り
裏通りから 鳥瞰の視点で

まちなみ

モデルには、ファサードの写真を張り付けることで、リアルな感じに表現しています

小企業者組合成長戦略推進プログラム等支援事業では、3Dモデルを、まちのデータベースの器としての活用を検討しました。これについては、また、いつかご紹介したいと思います。



  


Posted by 和座 at 18:45Comments(0)仕事

2012年07月31日

3Dで議論が活発に

田子の浦漁港を3Dモデルです。




将来像を検討するベースとなる資料として作成しました。


現状の3Dモデルを作成することに、それほど効果を期待していなかったのですが、

問題点の把握、課題の確認、将来への要望など、あらゆる場面で

空間そのものを情報を共有化しながら、議論することの有効性を実感しました。

「ここが、こうで、こまるから、こうしたい」という会話が、
回りくどい説明なしで、できて、話し合いが、とてもはずむのです。

意見が出すぎるぐらいです・・・・。  


Posted by 和座 at 18:57Comments(0)仕事

2012年07月20日

まちなみを3Dで作成しました

本当に久しぶりの投稿です。

(株)JMとの提携を契機に、3DICTのまちづくりへの活用に取り組んでいます。

農村集落の3Dモデル作成しました。




農村集落を高台に整備したときのイメージです。
まったくの架空のものですが、いつかどこかでみたような、まちなみが出来上がりました。

少し、遊んでみて、画像をドット表現に加工してみました。


スーラ風で(言い過ぎ?)、結構良い感じになりました。

他にも、色々 3Dイメージのストックができてきました。
おいおい、紹介していきたいと考えています。


  


Posted by 和座 at 18:54Comments(0)仕事

2011年02月12日

住宅展ー建築家のこと知りたい方に=

グランシップで
2月11日~13日まで開催している

「未来をのぞく住宅展」
ポスター
ASJ(アーキテクトスタジオジャパン)主催

10日の新聞チラシ(!すごい)をみて、面白そうなので、夫と行ってきました。

ASJ株式会社は
建築家をネットワーク化し、安心して頼める自分にあった建築家を探しているお施主さんとをマッチングすることをビジネスにしている会社のようです。本当は、商談が目的なはず・・・・でしょうから、建築関係者ではないフリしてきました。


展示会としても、充実した面白くて参考になる内容になっています。
8人の建築家が建築作品を、写真パネル等で展示し、ご本人が丁寧に説明してくれます。
それぞれの建築家が、真摯に誠実に、苦労しながらも建築に取り組んでいる様子が感じられ、好感がもてました。

建築家って、本当に「良い建築を創る」ために一生懸命なんだ。そして、仕事が好きなんだ、ということをわかってもらえると思います。

住宅の建築を考えている方だけでなく、建築に興味のある人も無い人も十分楽しめる内容だと思います。
特に学生さんにはお勧めです。

高橋吉昭さんの展示で面白いもの見つけました。
箱

箱2

箱3
写真集と、周辺の模型が一つの箱に収まるようになっています。
センスの良さを感じます

小池賢二郎さんの展示

住宅の1/200の平面図を組みあわせてデザインされてます。


どの建築家も自分たちの思いやセンスを伝える努力をされていて、大いに参考になり、自らの日頃を反省しながら帰ってきました。


  


Posted by 和座 at 17:21Comments(0)展示会 感想

2011年02月11日

エリアマネージメントへの期待

10日18:30~

藤枝市地域商業セミナー
「まちづくりの経営力」と「コミュニティビジネスの可能性」

へ行ってきました。

講師は、木下斉さんと綱島信一さん。

以前より、木下さんが取り組んでいる「熊本城東マネージメント」に関心があり、著書の「コミュニティビジネス入門」などの本も読んで、是非、一度お話を聞いたみたいと思っていました。

熱い思いと厳しい姿勢
世代もキャラクターも越えた、まちづくりにかける熱意と覚悟そして、理論が伝わってきました。

・中小だから強い時代  
   ・・・・・ 勇気をいただきました

・経済発展した国の地域では、必ず、どこかで、空洞化の問題はうまれている。それは宿命。それにどう挑んでいくかである  
   ・・・・・ たしかに、だれもが通る道、覚悟して取り組まなければ

・景気や社会のせいにするな、マーケットは作るもの 
   ・・・・・ わかってはいるのですが(弱気)

・2年検討し、大きな事業1つやるなら、半年で4つの事業を
   ・・・・・100%同意

・スピード感をもって、実行、だめなら、撤退の決断 
   ・・・・・ 己のスローな体質を反省

・まちや、店のデータと実態をきちんと把握し、お金を生む仕組みをつくる 
   ・・・・・ 無言、反省

・わたしから始めるまちづくり、みんなでやらないまちおこし 
   ・・・・・ うむ、これは首をかしげるぞ、「せめて3人仲間をつくって!」が私の信条

民間主導、行政参画 
   ・・・・・ 言うは易し、どう現実化するか

よく、噛みしめ、吟味しなければならないお話が、機関銃のように、お二人から発せられ、
消化するには、少し時間がほしい
でも
今、聞いて、すぐに行動しなければ何も始まらないし、生まれないと
始めに言われた、きつ~い、一言を思い出し、
最近、すっかりスローモードの自分を反省しました。

お二人が中心になって、まちづくりの産業化を目指す
一般社団法人エリア・イノベーション・アライアンス

の活動を本格化させるとのこと。
主要事業メニューに、エリアマネージメントがある。

日本に、自立した本格的エリアマネージメントの組織が生まれる期待を抱きながら、帰ってきました
  


Posted by 和座 at 15:48Comments(0)商業まちづくり

2011年02月11日

岡部にて-地域づくりの原点-

藤枝市岡部にて、

「あるもの活かし」のまちづくり
-地域資源の活用で岡部を元気に-

をテーマに、研修会の講師をしてきました。
岡部町商工会では、現在、岡部町の宝物百選を募集中とのこと
今後、その活用の取り組みを進めるに際しての研修でした。


岡部とは、玉露の里の設計に携わらせてもらって以来のお付き合いです。
玉露の里は、平成3年ですから、かれこれ20年。随分時間がたったんだな~と感慨を覚えました。
玉露の里
左上は、完成直後、大きい写真は昨年秋です。

研修会でも、お話したのですが、
地域づくりやまちづくりに関わっていくきっかけとなった、仕事でした。
原点ともいえるものです。

改めて、岡部のことを色々考えて地域の資源を、自分なりに挙げてみたのですが、
スラスラといくつも挙げることができました。
岡部資源
研修会に参加された方のお話では、他にもたくさんありそうです。

岡部には、本当にたくさんの資源があり、魅力的な地域です。
自由に楽しく、「つなげて」、「広げて」、「伝えて」、元気な地域づくりを進めてもらいたいとおもいながらお話してきました。

  


Posted by 和座 at 14:38Comments(0)講演 執筆

2011年02月03日

建物の気品とは

3日は岩国市へ視察です。

視察目的は岩国の市庁舎です。

岩国庁舎

ガラス張りの建築です。
おしゃれです。素敵です。好きか?と言われると 「実は・・・・」

若い頃は、こういうデザイン大好きでした。
今は、時の経過を魅力にしていけるような「質感」を大切にしたいな・・・等と思っています。

せっかくだからと錦帯橋にも行って来ました。

錦帯橋

錦帯橋上
はじめての、空間体験です。

錦帯橋周辺には、たくさんの史跡があるのですが

その中にひっそりと建っている
佐藤武夫設計の徴古館
昭和17年~昭和20年にかけて建てられた建物、
戦時中、資材もそして心の余裕も無くなりつつある時代の建物なのですが
案内板

徴古館外観
建物正面 

徴古館内部
内部 列柱

古くて、それに、決して良い材料を使っているわけではないのですが、なんとなく気品を感じるのです。
最近は、こういう建物が好きです。





  


Posted by 和座 at 19:33Comments(0)都市訪問

2011年02月03日

芸術としてのキルト

すばらしいキルト展を観てきました。

グランシップで、
1月30日~2月2日まで開催されていた

栗林静江創作キルト展
 「富士に遊ぶ」

2日、グランシップでの会議への出席のついでに、
会議に出席されていた方から勧められて
行ったのですが

驚きでした。
生地で描いた絵画です。

富士を一貫したテーマにした、大胆な構図のすばらしい色彩の様々な作品に目が釘付けになりました。
生地だからこそなのでしょうか、大胆さ、いさぎの良さとともにやさしさを感じる、
気持ちの良い色彩に、とにかく楽しくなる作品ばかりでした。

それに
グランシップの天井の高い展示空間によくマッチしていました。

色々な方に是非、勧めたくなったのですが、
4日間だけの開催で、残念ながらもう終わってしまいました。

いつか、またどこかで、合いたいなと思える作品たちでした。

キルト 「富士に遊ぶ栗林静江(沖はるか)キルト&俳句作品集」から

展示品の中でも特に、好きになった作品です。
本物の迫力は格別でした。


  
タグ :キルト絵画


Posted by 和座 at 19:08Comments(0)展示会

2011年01月23日

ドンファン

22日 静岡舞台芸術劇場に、ドンファンを観にいってきました。

「ドンファンといえば女たらし」 ということしか、イメージも知識も無かったのですが

独特の仮面を付けた、俳優たち。
表情が変化しない上、時として、体型もいびつに変形された演出もあり
人形劇を観ているよう。
だけど、
おそろしく鍛えられた生身の人間による、怒濤のように続く科白や、
様々な振りや踊りと、めまぐるしく変わる舞台背景。
ちょっと、不思議な世界がそこにありました。

ドンファン俳優

公演後、俳優さんたちがロビーにでてきて、直接お話しすることができました。

アウトリーチ活動で、俳優さんたちが各地で実施しているリーディングカフェや、
静岡市内各地の生涯学習センターでのWS活動などについても、お話しが聞けました。

どこかで、いつか、参加したいと思いながら帰ってきました。  


Posted by 和座 at 17:08Comments(0)舞台観賞